新潟在住のフリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
週末、快晴の東京で、ある検定の面接試験でした。
「聴く力」が問われる場。
お客様の話を聴く仕事に携わり、十年以上たちますが、、、
いまだ「聴けていない自分」に気づき、ガックリすることの多い日常です。
聴くといえば、
目を見てうなづく、あいづちをうつ、、、などという「形」を意識している人は多いと思いますが、
肝心なのは、「相手が口にしていない心の底にある思いを聴き取っていく」という、心の在り方だと思っています。
そのために一番大事なのは、、、
「分かったつもりにならずに聴く」という
聴き手の謙虚さ
ではないでしょうか。
今回の試験でも、そこのところが問われたのですが、、、、
恐いことに?
試験ではそのままの、素の自分が出ちゃうんですね~。
当然ですが、「本番」では、日ごろ実践出来ていることしかできないわけです。
いえ、緊張のあまり、
普段できていることも出来ない場合があります。(涙)
だからこそ、日頃の実践と準備が、いかに大事かを思い知らされたのでした。
私の「聴く力」が判定された試験・・・結果は春先に知らされます。
そして、結果に関わりなく、これからも修業は続くのです。
春を思わせる陽気で、梅の花も見ごろ♫
報国寺。空に伸びる竹林を見上げながら散策。
「竹林(ちくりん)を渡りくる風頬(ほお)を撫で」一句詠んでみました^^
日常を離れ、心を解き放ったひととき。
こういう時間があるから、また頑張れます。