おはようございます!
アナウンサー・対話力コーチの小紫真由美です。
私の知人が実際に経験した話です。
メーカーに勤務している彼女は、この春、
20年在籍したある部署から、
未経験の部署に異動するよう、上司に命じられました。
問題は、その際の、上司の発言です。
なんと、彼女に面と向かって、
もう年だし、(つぎの部署に行っても)いいだろ?
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と言ったというのです。
(彼女は、部署の中で最年長となっていました。)
予期していない屈辱的な言葉に、
何日も泣き、会社を辞めることも考え、
立ち直るのに時間がかかったと言います。

ものには言い方があるのです。
確認してほしいのは、伝える「目的」。
「それを伝えることで、相手にどうなってほしいのか」
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ということです。
上司の仕事は、部下のやる気をアップさせ、
パフォーマンスをあげること
のはず。
なのに、先ほどの上司のような言い方では、
言われた相手はやる気を失くし、自信を失うなど、
まったく逆の結果を引き起こしてしまいます。むかっ
言い方・・・と言えば、
私も思い出すことがあります。
アナウンサー時代、
ある先輩から、細かい仕事をひきついだとき、
「(この仕事)嫌かもしれないけど、
皆がやってきたんだからやってね。
」と、
それこそ、嫌そうにむっ言われた記憶があります。
「そんなに嫌な仕事なのか・・・。」と、
急にモチベーションが下がったダウン記憶があります。
「ものの言い方ひとつ」で、
同じメッセージを伝えても、結果は大きく違ってきます。
さきほどの知人は言います。
「もしも、上司に、『今までの君の経験を活かして、
次の新しい部門も後輩をリードしていってほしい。』

このように言われていたなら、
私は、めちゃくちゃ張り切って、新しい仕事に向かえたはず・・・。」と。
今日のポイント
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お客様や後輩、部下・・・。
私たちは、相手に気持ち良く動いてもらえる言い方が
できているだろうか?

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自己都合で相手に伝えると、悪気はなくても、
相手を傷つける結果になるかもしれません。
相手にとって、受け取りやすい言い方、
相手をプラスの方向に導ける言い方、心掛けたいなと
思います。
さて、年末に向けて、仕事もプライベートも
忙しくなってくる時期ですね。
お互い、笑って年末を迎えられるよう、頑張りましょう!
★チャンスと人脈を引き寄せる対話力コーチング★
 Coach Com代表 小紫 真由美

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