はようございます。売れる自分プロモーション!の専門家、小紫真由美です。
最近、
3歳の息子が、私を呼ぶ際、
「ねえ、ママ・・・」ではなく、
「ねえ、のの・・・」と連発するようになりました。
ののドキドキというのは、同じ保育園に通う
息子の女の子友達なんですが、
その子の名前と混同してるんですね。( ̄_ ̄ i)
息子は、「ののちゃん」のことを尋ねると、身体をくねらせ、
いっちょまえに照れるほど好きらしく、ののちゃんも、まんざらではないようですが・・・。
なんだか、嫁に息子を奪われた母親の気持ちが・・・
ほーんのすこし、分かったような気がします。
今から、来るべき時にそなえ、子離れの練習しとかないとなあ・・・なんて。グスン。
$元ズームイン朝アナウンサー・小紫真由美が教える「起業家」のための「売れる♪自分プロモーション」
さて、その息子と出かけた 村の床屋さんでのエピソードを前回書いたところ、
今までで最多の「反応」や「感想」をいただいています。
まあ、思わせぶりな結末で終わったものですから・・・( ̄∇ ̄+)
散髪を嫌がって、椅子にすわろうとしない息子と
うろたえる母親を救ってくれた
床屋さんのご主人の「マジック」とは・・・?
というお話でした。
では、正解をお話します。
一見、普通のお宅にも見えるこれといった特徴もないお店に、
私が、「絶対に、これからもこの店に通うぞ!」と決意してしまった理由。
それは・・・
一度迎えたお客様を心から大切にする姿勢

でした。
どういうことか?
目の前の子どもがぐずって、時間がかかる・・・こんなとき、
ありがちな お店のスタッフの対応としては、

・「お母さん、どうしましょうか?」と判断を母親にゆだねる。
・困惑の顔を浮かべ、だまっている
・「また、坊ちゃんのご機嫌のよいときに来られますか?」と笑顔でさりげなく
その場を終わらせるほうに持っていく・・・

ということが考えられます。
そして、少しでもお店側の迷惑さや困惑を感じた瞬間
ほとんどのお客さんは
「しかたない。店に迷惑かけているのは事実だもんな。」と
引きさがるんです。あきらめるんです。
「こちらはお客だもん。少々迷惑かけても、それもサービスのうちでしょ!」なんて
堂々としてられる人は少ないと思います。
今回の私もそうでした。「明らかに迷惑をかけている・・・」という「負い目」を感じ
「すみません」を連発していました。
もし、ここで、ご主人が「そうですね。坊ちゃん、今日はちょっと難しいかな・・・」と
言っていたなら、間違いなく、お店を出たと思います。
でもね・・・。
ご主人は、満面の笑みでこう言ったんです。
「だーいじょうぶ!ぜんぜんすまないことなんてないよ。
これが仕事だもん!」

この言葉に、一気に私、緊張が解けて、安心したんですね。
そして、勇気をいただけました!
ご主人は、息子が「機関車トーマス」が好きだと分かると、
「トーマス、うちにもあったぞ!」と奥の部屋に飛んで行って、
お孫さんの本を持ってきてくれました
その本で、息子の気を引きながら、椅子に座らせ、
スモックを着せ、素早く散髪が始まりました。
ご主人は、身体を前後左右に動かしながら、
私はご主人の邪魔にならないよう、息子の周りを動きながら、
トーマスの本を
息子に読み続けました。
そして、ハサミを動かしつつも、ご主人は絶えず、息子に笑顔で語りかけてくれました。
息子の散髪を無事終える・・・この目標に向かって、
なんだか、私はご主人とチームを組んでいるような気にさえなりました。
それはきっと、なかなかの「連携プレー」だったと思います。
そして、15分後・・・ついに、散髪終了!!
途中、何回かぐずったものの、息子が泣くことも暴れることもありませんでした!o(^▽^)o
終わったあとは、「本当にありがとうございました!」の言葉しか出てこず・・・。
散髪代は・・・わずか2000円です。
手のかかる、正直、「めんどうくさいお客」だったと思うんです。
「また今度来てください」と言ってもよかったのに、ご主人は
私たちと徹底的に関わろうとした。
いや、それが彼にとっての「当たり前」だったのでしょう。
「全然迷惑じゃないよ。」
そう言われたとき、私は、ご主人が 自分の味方になってくれた気がしました。
気持ちが一気にラクになり、勇気がでました。
お客様を惹きつけるものとは何か
世の中には、それを語る「スキル」や「ノウハウ」があふれています。
それはもちろん必要なものなのですが、
何より大事なものは、
技術力でなく、目の前のお客様に精一杯関わる姿勢

だということを、教わりました。
あのご主人は、おそらく、マーケティングや集客のノウハウの本を読んでいたわけではないと
思います。
「いかにして顧客の心をつかむか」のような・・。
笑顔も、優しい言葉がけも、全ては、その人の姿勢やあり方から
出ているんですよね。
テクニックではなく、その人の「根っこ」の部分に感動する。
だから、その人やお店のファンになる。
そう思うんです。
私達は、目の前のお客様に真剣に関わる覚悟ができているでしょうか?

小さな村にあるヒゲの床屋さんは、土日ともなると
大繁盛している様子。
次回は、ご主人の入れてくれるインスタントコーヒー、飲んでいきたいな♪

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